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( 2016年1月) |
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兵庫県議会では平成26年度の決算特別委員会が設置され、7つの常任委員会毎に審査され、可決となりました。具体的な数字は上の画像をご覧ください。決算の主なポイントは以下の通りです。
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1.一般会計
歳入の総額は1兆8,991億円で、総額では前年度を667億円下回りました。歳出の総額は1兆8,926億円で、社会保障関係費が142億円の増となりましたが、他の歳出が減少したため、総額では、前年度を679億円下回りました。
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2.特別会計
特別会計の歳入総額は1兆4,371億円、歳出の総額は1兆4,296億円で、特に公債費管理特別会計において、満期一括償還債の償還増により償還元金が1,815億円増加となりました。
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3.企業会計
収益的収支では、収入が1,555億円、支出が1,607億円と約52億円の赤字、資本的支出では、収入が472億円、支出が727億円で255億円の赤字となっています。
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4.県債
県債発行額は1,284億円、平成26年度末での県債の残高は震災関連で5,303億円、今後、金融機関等に償還すべき残高は4兆6,342億円にも達しています。
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5.募金
一方で、募金繰入金は、678億円で前年度に比べて73億円の減、基金残高は4,340億円と前年度の6,582億円から大幅に減少しました。
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以上から借金を増やしながら、貯金を取り崩して、何とかやりくりをしている状況で、兵庫県は引き続き厳しい財政状況にあると言えます。一層の行財政改革が必要と考えています。
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