2.舞台芸術の魅力発信と発展に向けた取り組みについてについて |
質問:関口
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・県立劇団兵庫県立ピッコ口劇団は平成6年に設立され、芸術文化立県ひょうごを目指して、日本全国から海外まで幅広く活動を展開されいる。また、将来の地域文化活動の創造者リーダーを育てることを目的としたピッコ口演劇学校、舞台芸術を支える舞台美術・照明・音響を学べるピッコ口舞台技術学校の運営も行っている。
・こうした取り組みが、持続的かつ円滑に行っていけるようするためには、ピッコロシアターの施設の機能充実や舞台技術に親しむ機会を増やして、舞台活動を志すきっかけとなるような取り組みが非常に重要であると考える。
・今回の整備内容は、舞台道具が制作可能な舞台美術工房の整備や貴重な演劇資料の閲覧ができる交流スペースの設置が主なものであるが、開館してから40年が経過し、施設の改修も検討する時期に、なぜこういった整備をされるのか、また、限られた敷地内にこれらの設備を設置するスペースがあるのか、また、今回整備した施設をどのように活用レて舞台芸術の魅力発信・発展につなげていくのか、伺いたい。
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答弁:知事
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・ピッコロシアターは、昨年、開館40周年を迎え、劇場、学校、劇団が三位一体となった舞台芸術の創造拠点施設として県民に親しまれている。施設整備については、開館以来、屋根の防水工事、空調設備、音響・照明設備等の修繕や更新を計画的に行ってきている。このたびの改修では、本年から始まるゴールデンスポーツイヤーズなど契機として、兵庫が誇る演劇文化の創造と発信の拠点機能を強化していきたい。そのため、国の地方創生拠点整備交付金を活用して、舞台美術工房や書庫・交流スペースの整備、施設の快適・利便性の向上を図ろうとするものである。
・ご指摘の新たな工房等の整備については、本館地下機械室や1階の既存資料室・展示室の機能を集約することによって生まれたスペースを有効活用して整備を図る。今回の整備事業により、ご提案のふだん見ることのできない演劇の制作現場や舞台裏を体験できる劇場探検ツアーなどの機会を広げていきたいンと考えている。また、併せて劇団員による絵本の読み聞かせ、脚本リーディングなどの交流の場や関西屈指の演劇関連書籍の活用の場を提供していく。
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