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( 2018年1月 ) |
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兵庫県の平成28年度の決算は決算特別委員会で可決されましたが、各決算の数字と主なポイントは以下の通りです。
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1.一般会計
一般会計の決算規模(歳出総額)は前年度を394億円下回る1兆8,693億円となりましたが、これは中小企業制度資金貸付金の貸付実績の減により209億円、公債費が繰上償還の減により206億円が減額になったためです。
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2.特別会計
特別会計の歳入の総額は1兆1,843億円、歳出の総額は1兆1,776億円で実質収支が約62億円の黒字となりました。これは主に公債費特別会計において、満期一括償還の元金償還の減や発行利率の低下等により利子が減少したことによります。
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3.公営企業会計
収益的収支では、収入が1,547億円、支出が1,569億円と約22億円の赤字、資本的支出では、収入が427億円、支出が660億円で約233億円の赤字となっています。
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4.県債
県債発行額は臨時財政対策債の約1,049億円を含め2,977億円となり、平成28年度末での県債の残高は震災関連で4,386億円、今後、金融機関等に償還すべき残高は4兆7,660億円で前年度に対して、1,230億円増加しました。
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5.募金
基金繰入金は397億円で前年比80億円の減となりましたが、基金残高は超低金利を活用した借入債の前倒し発行により4,305億円となりました。
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