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平成26年度 各会計別当初予算の状況
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平成26年度の三田市の予算について |
平成26年度の予算決算常任員会が設置され、企画総務・生活文教・都市環境の各文
科会で個別に審査を実施し、総括質疑を行った上で可決となりました。具体的な数字
については、上記の表をご覧ください。予算の主なポイントは以下の通りです。
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1.当初予算規模は771億円 |
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平成26年度の当初予算規模額は三田市全体で771億円、そのうち一般会計406億円、特別会計176億円、企業会計190億円となっています。
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2.市税収入は174億円 |
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市税収入の当初予算額は174億円で、このうち個人市民税は73億円、法人市民税は15億円、固定資産税は70億円、都市計国税は11億円が見込まれています。法人市民税は企業収益増加見込等により、昨年度の当初予算から1.1億円増とかつています。
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3.三田市全体(一般・特別・企業会計)の債務(借金)の残高は723億円 |
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一般会計に特別会計と企業会計を合わせた三田市全体の債務残高は、約723億円となり、平成25年度に対して、約22億円減少する見込みです。
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4.基金(貯金)の残高は84億円 |
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三田市全体の基金(貯金)の残高は庁舎整備に35.8億円、学校教育施設等整備に1億円、ニユータウン内の道路修繕等整備、維持管理に3.1億円、市債の償還費に6.7億円、その他目的事業に1.7億円の約48億円のを取り崩して事業を実施することから、平成26年度末の残高は約84億円となる見込みです。
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平成26年度の主な新規事業 |
平成26年度の主な新規事業は以下の通りです。一部の事業について私の考えを付け加えます。
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1.ふるさと地域交付金付事業(モデル事業)6,000千円 |
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地域づくりに開わる団体等が連携・協力しながら、地域の課題解決に向けた自主的活動を継続的に
展開していくため、組織の立ち上げや活動に対して交付金を交付します。
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2.防災行政無線整備事業 124,000千円 |
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災害発生時の避難勧告等を適切に行うための情報伝達手段として、防災行政無線が整備されます。
26〜27年度の2年間で整備され、総事業費は4.5億円となっています。
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3.歩いて暮らそうウォーキング体験事業 2,100千円 |
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市内にあるウォーキングコースで体験会を開催し、ウォーキングコースの内、5か所程度、看板や
距離表示などの整備をします。参加者にウォーキングパスポートが配布されます。
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4.神戸市第二次救急病院協議会との連携 5,060千円 |
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神戸市第二次救急病院協議会と連携し、協議会が運用している救急医療情報シス
テムを利用します。神戸市内の民間病院を中心とする50病院のリアルタイムな情報
が人手できるシステムにより、救急搬送での病院への交渉連絡回数が減り、短時間
での搬送が可能となるとの事です。 12月議会では救急医療について質問し、市から
広域的な観点から神戸市や神戸市第二次救急病院協議会との連携を強化し、救急医
療体制の充実に努めていきたいとの回答を得ていました。
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5.ウッディ地区地域包括支援センターの開設 25,830千円 |
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ウッディタウン地区に地域包括支援センターを市民センター内に開設し(市内3か所目)、高齢者を
総合的に支援し、福祉の充実を図ります。開設時期は26年4月からとなっています。
総合相談窓口、介護予防ケアプラン作成、包括的・継続的ケアマネジメント体制の構築支援、介護予
防事業等が事業内容ですが、特に介護予防に取り組むことが非常に重要と考えています。
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6.私立保育園整備事業 92,120千円 |
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平成27年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」に向け、幼保連携型こども園に
かかる施設整備に対して助成し、保育の量的拡大を図ります。けやき台幼稚園が事業主
体で、幼保連携型認定こども園の“保育所機能施設”の建設を行い、定員は60名(0〜2
歳児)開園時期は27年4月(予定)とのことです。
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7.小学校屋内運動場吊り天井改修事業 193,380千円 |
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東日本大震災による天丼脱落等の被害を踏まえ、学校施設屋内運動場の天丼等の落下防止対策を講
じます。小学校全校(20校)が対象で、26年10校、27年10校で工事が行われます。
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8.図書館指定管理者制度導入 259,190千円 |
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図書館本館・分館・分室の管理運営サービス業務を指定管理者に委託し、開館時間・
開館日を拡大するなど、図書館サービスのさらなる向上に努めます。開館時問は本館と
ウッディタウン分館が9〜20日引証分室が10〜18時、休館日は年末年始、資料の特別整
理期間、分館分室は各市民センターの休所日となっています。
図書館の指定管理者制度がいよいよスタートします。指定管理者制度導入に際し、サービス向上、
費用対効果、職員の処遇等について議会で質問してきましたが、市の狙い通引こ推移していくのか、
注意して見守るとともに、市民の皆様のご意見をいただければと考えています。
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9.道路ストック点検関連事業 46,600千円 |
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市道を適正に維持し、安全性を確保するため道路ストック(路面、道路付属物、法面、橋梁)の総
点検を実施し、計画的な修繕事業を行うことで、通行の安全や落下、倒壊の被害を防止します。
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10.シティセールス推進事業 1,530千円 |
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定性促進、人□の流人、交流人□の増加、地域産業の活性化等をめざして、三田市が持つ地域資源
や魅力について、戦略的に市内外へ情報発信し、シティセールスを行います。
予算決算常任委員会ではシティセールスについて質問し、市の事業目的と事業内容が情報発信、市
のイメージ戦略、宣伝戦略等、取り組み範囲が狭く感じられる事を指摘し、事業目的、事業内容、成
果、ターゲットについて具体化するよう求めました。
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11.子ども議会開催事業 360千円 |
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将来の三田市を担う子どもたちによる子ども議会を開催し、まちづくリヘ
の関心やふるさと三田への愛着を高めます。開催時期は26年8月(予定)で、
市内中学校8校より22名を選出(予定)で、ワークショップ等を通じて議論を
行い、往み続けたいまちづくリヘの夢について提案します。
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12.新庁舎ICT関連事業 89,040千円 |
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新庁舎の建設に併せ、さまざまな情報通信技術(ICT)を導入することによる事務効率化を図リ、
新たなワークスタイルを実現します。ペーパーレス会議、就業管理システムの導入、庁内ネットワー
クの無線化、セキュリティの強化、複合糖化による印刷システムの導入が事業内容です。
予算決算常任委員会では特にペーパーレス管理、就業管理システムを中心に、目的
と狙い、及び、システムを導入することにより職員の事務効率化や新たなワークスタ
イルをどう実現していくのか、新たなワークスタイルとはどういうものを想定してい
るのかについて質問しました。
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