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- 市民病院では、救急医療について夜間・休日・24時
間365日、内科・外科医師による当直体制に加え、脳
神経外科についても脳梗塞等の救急患者受け入れ体
制を整えてきた。心筋梗塞などの緊急症例にも「心
臓センター」を開設。消化器疾患についても「内視
鏡センター」を整備し、24時間対応している。
- 高齢化の進展に伴い、救急患者が増加している中、
昨年度脳神経外科の診療体制縮小により減少してい
た救急車の受け入れについても、前年度より月平均
30件以上多く受け入れている。
- 救急車の出動件数は、平成24年度は3,619件に達し、
今年は11月末現在で3,192件となっている。搬送人員
は2,920人で市内の医療機関には2,050人、三田市民病
院には1,584人を搬送し、全体の約54%となっている。
重篤な搬送者数は238人で市内の医療機関には128入、
その内、三田市民病院への搬送は115人で約90%とな
っている。
- 重篤患者の搬送病院交渉回数は平均で1.5回、現場滞
在時間へ平均15分、現場到着から病院到着までの平
均時間は31分という結果になっている。
- 安易な救急要請については、通報時に緊急性の判断
を行うことは難しく、三田市では統計を実施してい
ない。
- (仮称)三田市地域医療連携協議会を設置し、連絡調
整、課題や問題点を検討し、重症の救急患者の主な
受け皿となる三田市民病院や救急出動態勢のさらな
る充実を図っていきたい。救急医療は三田市だけで
は対応できない場合も多く、広域的な観点から神戸
市や神戸市第二次救急病院協議会との連携を強化し、
救急医療体制の充実に努めていきたい。
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