2.三田の教育の諸問題について(いじめ問題について) |
質問:せきぐち正人
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- 三田の教育、指導の重点の中で、いじめと関連する
取り組みとして、いじめなどの問題行動の未然防止、
早期発見、早期対応を図るとともに、予防を目的と
した開発的な生徒指導の強化と小中連携を図るとあり、
研修会の実施、指導力の向上、相談・支援体制の充
実が述べられている。
- 具体的施策としては、生活指導等問題対策委員会の
開催、各学校の「いじめ対応チーム」の設置、「学校
問題サポートチーム」の派遣、「いじめ対応マニュア
ル」の活用などが挙げられている。
- 4月下旬には、第1固の三田市生徒指導等問題対策
委員会が開催され、今後のスケジュールも示されて
いるが、様々ないじめに関する施策を平成25年にお
いて、どう体系的、総合的に進めていく考えか。
- また、未然防止、早期発見、早期対応、予防、ある
いは、再発防止ということが目的として挙げられて
いるが、これら施策の目的をどの
ように認識し、どのような成果を
上げるため、具体的な取り組みを
進めていく考えか、市の説明をお
願いしたい。
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答弁:教育長/font>
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- 具体的取り組みとしては、「三田市生徒指導等問題対
策委員会」を設置した。すでに委員会を2回開催し、
来年2月には今後の生徒指導の在り方についての提
言をいただくこととしている。
- また、昨年に引き続き、いじめアンケートを学期毎
に全小中学校で実施し、今年度より教育委員会事務
局に新たに設置した生徒指導専門職員を「学校問題
サポートチーム」として学校に派遣している。各学
校においても「いじめ対応チーム」を新たに設置し、
「いじめ対応マニュアル」を活用した校内研修等を
行っている。
- いじめ問題を子どもたち自らの問題として、「しない、
させない、許きない」ためには、子どもたちの自主
的な活動が重要なことから、市内公立8中学校の生
徒会長と生徒指導担当教員と私や事務局職員で意見
交換会を開催した。その意見交換会で8月末に全中
学校生徒会長で構成する「三田市子ども教育委員会」
を開催し、市内中学校統一のスローガンを作り、自主
的活動を展開していくことが決まった。
- いじめはどの学校、どの子にも起こり得るもので日
頃からいじめを許きない学校の風土づくり、仲間づ
くりを基盤とした学級経営が最も重要なことと考え
ている。
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