4.兵庫県立高等普通科の新しい通学区域
の在り方について |
質問:せきぐち正人
|
|
- 兵庫県の公立高校普通科の学区を現行の16から5に再
編することを盛り込んだ「通学検討委員会」の報告書によると、三田市
はこれまで12校の通学できたものが、29校に通学できるこ
とに変更される。しかし、自由学区も見直しになり、神戸市北区全域の
生徒が三田市の高等学校普通科を受験できることになる。
- 県教育委員会は2014年度から新制度を導入する方針としてい
るが、影響を受ける三田市の生徒の父兄の間では、市内の高校への進学
が難しくなるのではないかという不安の方が強いと感じている。進路指
導を行い、生徒を送る、市の教育委員会、中学校の先生方はどういう方
針・見解でいるのか説明願いたい。
|
答弁:教育長
|
|
- 生徒や保護者の高校選択に対するニーズの高まりに対応するため、
通学区域の見直しは必要であると考えており、多くの選択肢の中から高
校を選ぶことが可能になることから、一定の評価をしている。
- ただし、単独選抜制度から複数志願制度へ入試制度の変更が生じる
ことや他市から三田市内への公立高校を希望する生徒が増加することが
考えられるため、学区再編後の進路指導については、これまで以上に阪
神・丹波学区内の教育委員会との情報交換・共有を図り、選抜制度や高
校の特色については十分な情報を入手し、生徒や保護者、中学校関係者
の疑問・不安へ対応することが、とりわけ重要と考えている。
- 志願状況に応じた定員の確保についても県教育委員会に対し要望し
ていきたい。
|