7.持続可能な社会に対する三田市のビジョンについて |
質問:せきぐち正人
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- 「経済成長」や「大量生産・消費・廃棄」を前提とした現在の社会・経済・システムは、持続可能といえず、子
どもや孫、将来世代のために、今何をすべきか真剣に考えるべき時に来ている。「経済成長」に変わるビジョンとし
て、地域の環境と文化を活かしたコミュニティ回復、時間的なゆとりの確保、市民農園のような自給自足生活へのシ
フト、分散型エネルギー開発、地域的な循環社会構築など、一定レベルの経済を維持し、中身・質を改革し、豊かさ
を再定義することが考えられる。地方自治体の果たすべき役割は大きく、三田市がモデル都市になれるポテンシャル
を十分に持っている。「持続可能性」というテーマについて、市の意見を伺いたい。
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答弁:市長公室長
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- 第一次の総合計画を昭和56年に発表して以来、心のふれあう田園文化都市を基本目標に掲げ、豊かで美しい自
然環境のもと、ニュータウンの建設と地域社旗が調和した内陸都市の中核機能の整備を行ってきた。一方、国は平成
17年4月に「21世紀ビジョン」を発表し、具体的行動を示している。避けるべきシナリオの一つとして、大都市
郊外部のニュータウンがゴーストタウン化する懸念も挙げられている。
- 現総合計画の計画期間である平成23年度以降、どのような戦略を掲げるかが重要であり、世代に通じる「持続
可能なまち」三田を実現すべく、高次都市機能が提供された魅力ある自立都市を目指し、努力していきたい。
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