せきぐちの議会報告

せきぐち正人  今年も非常に暑い厳しい夏となりましたが、市民の皆様はお元気でお過ごしでしょうか。
 さて、6月の定例兵庫県議会より、新体制での県議会がスタートし、本年度は、私せきぐち正人は、産業労働常任委員会に属することとなりました。
兵庫県の経済、産業、雇用などを取り扱う常任委員会ですが、ロシアによるウクライナ侵攻と経済制裁によるエネルギー・食糧問題、各種価格・物価の上昇、及び、感染者数が過去最高レベルとなった新型コロナの第7波により先が見通せない厳しい状況が続いている中、困っておられる中小企業・小規模事業者・個人事業主や市民の皆様のために必要と考える施策、事業、支援策について、県議会議員として尽力してまいります。
 また、本レポートでは市民の皆様にとって、関心が高いと思われる三田市民病院と済生会兵庫県病院の統合、及び、県で進められている高等学校再編について、取り上げました。ぜひ、市民の皆様のご意見をいただければ幸いです。
 私せきぐち正人は、県議会議員として、市民の皆様との接点を多く持ち、皆様のご意見を最大水限に反映させた議員活動が行えるよう、また、市民の皆様と県政のパイプ役となりますよう、積極的に発言・行動し、県政への能動的な働きかけを続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。

( 2022年9月 )
 

●県立高等学校の再編について

 兵庫県教育委員会は7月14日に、全日制の県立高校125校のうち、令和7(2025)年度に統合する14校の校名を発表しました。地域別の対象校と統合の組み合わせは下記の図を参照願います。これは、令和4年3月に策定・公表された「県立高等学校教育改革第三次実施計画」に基づくものですが、その背景、及び、基本的方向と進め方は以下の通りです。

1.背景

・少子化による生徒数の減少が教育環境に大きな影響を与えている。
・生徒数や教職員数が減少することで、学校での多様な学びや部活動等に支障を来たし、これまで築いてきた魅力・特色を維持することが困難となる。加えて、授業や部活動以外の校務における教職員の負担もさらに増加していく。
・望ましい規模を確保し、魅力と活力ある教育活動を維持することが喫緊の課題である。

2.基本的方向と進め方

普通科・総合学科で1学年6~8学級、職業学科の単独校で1学年3学級以上の望ましい規模となるよう、原則、統合によりその規模を確保し配置を検討する。
統合は概ね3年前に公表し、その後、関係校で委員会を設置し、設置学科や特色類型、教育課程の研究など、統合校に関する準備を行う。

 今後、学校ごとに検討委員会を設置し、対象校の特色・伝統の継承・発展や、新たな魅力・特色づくりについて協議を進め、学校評議員や学校関係者評価、生徒アンケート等も活用しながら、中・高校生や保護者、卒業生、地域関係者等からの意見聴取にも努め、今年12月末までに基本計画をまとめ、新しい高校の想定設置場所や教育活動の特色などを決定。23年度12月までに、実施計画として、学校名や学科・類型などをまとめ、24年度に校歌や制服などの詳細を固め、25年度に第1期生を受け入れる計画となっています。なお、三木市内の3校統合に伴い、第2学区の三田市と第3学区の三木市を25年度から、「隣接地域」とし、同市内の高校に互いに進学できるようになるとのことです。
 今回、三田市の北摂三田、三田西陵、三田祥雲館、有馬の4校は検討対象とはなりませんでしたが、次回、令和10(2028)年度は12校を6校に再編予定で、対象校はその3年前に公表されることとなっています。この中には、三田市の高校も検討されることとなっていますので、県議会議員として、県教育委員会に意見を述べていきたいと考えています。 。
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