せきぐちの議会報告

せきぐち正人  今年も6月となり、雨の多い月を迎えましたが、市民の皆様はお元気でお過ごしでしょうか。
 さて、4月22日に兵庫県の斎藤知事が三田市役所を訪問し、森市長と面談し、私も同席しました。知事からは県のウクライナ支援、今年度予算、高校再編問題、兵庫版SDGs等の理解と連携を求め、市長からはニュータウンの再生、バス路線の維持、若者の市外流出による人口減少、市民病院の再編統合などの課題を挙げ、県の理解と支援を要望しました。三田市の第5次総合計画についても説明があり、知事から事業推進への期待が寄せられました。
 対談終了後、私から関西大阪万博の兵庫県のサテライト会場の1つとして、三田市の青野ダム周辺から有馬富士公園の地域の提言をいたしました。
 ロシアによるウクライナ侵攻と経済制裁、また、コロナ禍の先が見通せない中で、厳しい状況が今後とも続くと思われますが、私せきぐち正人は、県議会議員として、市民の皆様との接点を多く持ち、皆様のご意見を最大限に反映させた議員活動が行えるよう、また、市民の皆様と県政のパイプ役となりますよう、積極的に発言・行動し、県政への能動的な働きかけを続けてまいります。さまざまな課題について、お困りのことやご意見がございましたら、お気軽にお聞かせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

( 2022年6月 )
 

●新三田駅前の区画整理が完了しました

 ウッディタウンの玄関口である、JR新三田駅周辺(三田市福島)で進められていた「土地区画整理事業」が完了し、4月16日に行われた竣工式に参加しました。
 新三田駅は、1986年に開業しましたが、現在ではウッディタウンの住民、関西学院大学神戸三田キャンパスの学生、三田テクノパークへ勤務する人などを中心に、1日当たり約2万8千人が利用しています(2019年)。
 この事業は2016年3月に三田市の都市計画決定を受け、同駅周辺の地権者が「土地区画整理組合」共同住宅を結成し、総事業費10億8300万円で、施工されました。施工地区面積は、5.3ヘクタールで、地区内にあった田畑3.2ヘクタール、宅地0.5ヘクタールなどが整理され、駅を挟んだ3つのブロック新三田桜のこみち公園店に分けて開発が進み、スターバックスコーヒーやコメダ珈琲店、スーパー、車販売店、飲食店、美容室などが営業を行っているほか、西側にホテルが進出を表明するなど、全区画の約6割の活用が決まっているとのことです。また、東側にもロータリーが完成し、公園や水路も整備されました。
 私も長年にわたり、新三田駅前の整備を働きかけてきましたが、竣工式の挨拶で土地区画整理組合の理事長も述べられましたように、事業としての区切りは迎えましたが、正念場はこれからで、行政とも連携しつつ、一日も早く全区画の土地利用が決まり、地域住民はもとより、駅利用者にとって、多様なサービス機能や新たな交流の場が整備され、魅力あるまちとなるよう、また、関学大生をはじめ、若い人がより多く住んでくれるまちになることを願っています。





Copyright © 2002-2022 Sanda-Sekiguchi.Com All Rights Reserved.